スクウェア エキシビジョンとは? 基本的な使い方と構造をご紹介
スクウェア エキシビジョンとは元々は商業、店舗用に開発された資材を
展示会に使い勝手のいい仕様に改良した素材です。
スタンダード エキシビジョンとの互換性がありつつ、スタイリッシュなシルエットになっています。
スクウェア エキシビジョンの素材特徴
・見た目
スクウェア エキシビジョンは名前の通り断面が四角になっており、見た目がスタイリッシュになっております。
また梁・ビームともに溝が4箇所ありますので、梁からも更に多方向に素材を伸ばすことが可能です。
逆に、スタンダード エキシビジョンのポールのように差込口が8箇所(45度スパン)にないので
斜めに梁を伸ばすことが標準パーツだけでは組み上げられないのがデメリットになります。
その他に特徴的な部分は大きさ断面サイズにあります。
スタンダード エキシビジョンのポールは40mmのみに対して
スクウェア エキシビジョンは「40」「80」「120」角のサイズがあります。
・強度
「40角」はスタンダード エキシビジョンと同等程度の強さです。
梁に使用した場合、約3m程度は柱の追加をせずに、たわみなく渡すことが可能です。※タペストリーなどをつるさない場合
「80角」は同じく吊物なし・柱なしで5m程度は渡しが可能。
「120角」は6m超える大型も可能です。
・芯々寸法
スタンダード エキシビジョンとの互換性を良くするため、規定寸法の梁は芯々寸は全て一緒になるような構造になっています。
例えば990芯々サイズですと
スタンダード エキシビジョンと40角はビーム寸:950
80角になるとビーム寸:910
120角ですとビーム寸:870
がそれぞれポール1本分長さを引く計算になります。
ここで注意が必要なのは芯々が一緒でも外々寸がそれぞれ1本分大きくなってしまうと言うことです。
よって敷地の面積が決まっている場合は、はみ出さない(壁等につっかえない)ように気をつける必要があります。
まとめ
今回はスクウェア エキシビジョンの基本部分をご紹介いたしました。
見た目がスタイリッシュですので施工後スッキリした印象があるのと、
スタンダード エキシビジョンとの互換性があるので、組み合わせて使うことでさまざまなデザインのブース作りが可能となります。
また、厚みを変えることで強度が増しますので、
長い梁を渡したり、重量物を吊り下げるなど、施工・装飾の幅を増やすことができる素材となります。