コラム

COLUMN

スタンダード エキシビジョンの定寸(企画寸)の話②

定寸(企画寸)の話
前回に引き続き、定寸のお話です。
今回は三角と円に関する考え方をお話しします。

 

 

 

ビームとポールのチーム分け

ビーム寸法
芯々寸法

前回に引き続き、上記の寸法図を確認しながら進めていきます。

※今回はご購入時に分かりやすいようビーム寸を基準に記載いたします。
前提として、ポールは8箇所にビームを取り付けれます。各45度の関係性です。

オクタポール断面

ビームの長さの関係性は以下のようにチーム分けできます。
・455の倍数チーム! ・・・950、1900
・310の倍数チーム! ・・・660、1360

これを覚えると、以降の話が比較的わかりやすくなるのではないでしょうか。

 

 

・三角の話

三角の話
ポールの角度が45度スパンですので、作れる三角は必然的に直角2等辺になります。
故にビームの長さは「1:1:√2」となります・・・はい。要は上記のチームが勝手にその関係性になります。

斜辺455(芯々495)の底辺は660(芯々700)
斜辺660(芯々700)の底辺は950(芯々990)

斜辺の長さは、底辺の長さと違うチームの一つ小さいサイズ。
底辺の長さは、斜辺の長さと違うチームの一つ大きいサイズ。

です。

 

 

円の話

円の話
算数が好きな人はもうお気づきかもしれませんが、
先程計算していった三角の底辺を直径(Φ)にしたサイズがカーブ・ビームのサイズ表記となります。
また周囲は懐かしの円周率(3,14!!)でカーブ・ビームの外側の長さが測れます。
こちらは円に沿わせるパネルや、そこに貼るグラフィックを作る寸法の参考になります。

※円を作るビームは4分の1サイズですので円を作成される場合は同じサイズが4つ必要になります。

 

 

まとめ

今回は平面上に三角と円を作成するサイズのご紹介いたしましたが、
ポールには8箇所ビームを差し込めますし、円も直線状に反転して組み合わせれば波状を作ることもできます。

このように、定寸とは言えどもアイデア次第で沢山の形状を作成できるのがスタンダード エキシビジョンの強みです。
皆様も是非試行錯誤しながら組み上げてみてください!

お問い合わせ

CONTACT

お電話・フォームよりお気軽にお問合わせください。

Scroll Up